乳幼児の頃③突如堰を切ったようにしゃべり出す。

突如文章をしゃべり出す!

 

1歳半検診で、全く喋らなかったのがある日突然しゃべり出すようになったのです。

「電車くるよー」とか「これおいしいね〜」のような文章になっていました。

いやーホッとしました本当に。

おふとんのことはずっと「おとふん」って言ってたけど。

 

そして2歳になるころちゃんと市の保健婦さんから電話がかかってきて、様子はどうですか?と聞かれました。

「よくしゃべるようになりました!」と伝えたら

「あーよかったですねえ」ととても喜んでくれた覚えがあります。

 

なんだかおとなしい子になっていた

 

泣きわめくこともなく、夜もまあよく寝るのであまり手がかからない、

しゃべるようになったらクレーン現象もなくなってきたような、そんな感じでこのころは結構平和だった気がします。

そしてこれまた全然歩かなかったのがいきなりスタスタ歩き出したりして「あああよかったあ!」て心の底から思いました。

ちゃんと歩いたのは2歳直前だった気がします。

 

 

でもしゃべりだしたら止まらない。

今度はしゃべりだしたら止まんねー状態になっていったのです。

「ママーこの電車知ってる?これはねー◯◯電車だよ!」

そしてスタスタ歩いても絶対に遠くに行かない、よくある男の子の危ないことしちゃうのとか走って何処かに行くなんて絶対にやらないのです。

 

「おはようございます」とかいきなり妙に大人びた挨拶をするので

「賢いねーいい子ねー」なんて近所のおばあちゃんなんかによく言われていました。

 

公園で出会う同じくらいの歳の子とは一応?遊んでいた感じではありました。

砂場でひたすら型抜きをしていたような?

あとはミニカーを並べまくってました。

たまたま同じような感じの男の子がいて、周りで元気な女の子が走り回っている中で、黙々と並2人でべ続けていました笑

 

滑り台は怖がって近づくこともなく、幼稚園に入っても滑り台では絶対に遊びませんでした。

最終的に滑り台で遊んだのはなんと卒園間近でした。

 

預かり保育ママの意味深な言葉

そんな頃、実家の兄が入院することになり私もお見舞いに行くことが増えたので

市の子育てサポートに登録し子供を預かってもらうことにしたのです。

市が近所の預かってくれる保育ママを紹介してくれるシステムです。

ちゃんと市で勉強をし講習会で認証された方なので安心して預けることができます。

 

 そこでとても素晴らしい方に出会うことができ、安心して預けることができました。

迎えに行くといつも「とてもいい子だったわよー」と笑顔で言ってくれました。

変わった子だと思われつつあった時に心の底から笑顔で「いい子だった」と

言ってくれることは私にとって大きな励みだったのです。

 

その方に預け、迎えに行ったある日

「私は実は引っ越すことになったの。もう預かりママはできなくなってしまいます」

と話し出しました。そして

「最後かもしれないから言っておくわね、

この子は小学校で苦労すると思う。

でもあなたは間違っていないから決して負けないでね」

とおっしゃったのです。

 

もうやめるということのショックで驚いて泣きそうになって

しまったのですがこの時は「わかりました」と返事をしました。

  

そして小学校に入った時、この方の言葉が頭によみがえることとなります。

 

 

その頃幼稚園選びがスタートしました。

住んでいる地域は幼稚園激戦区だったのです。

 

シュタイナー教育をやっている10人位くらいしかいない小さな園か、

送迎バスが何台もガンガン走って

給食も作ってくれてものすごい人数の園にするかを悩みました。

 

小さな園で、じっくり見てもらうのは魅力的でした。

見学したらみんな穏やかそうだったし、かなり遠くから通っている子もいるようでした。

絶対ここが良さそうなのですが、なぜ近所にある大きな幼稚園と悩んでしまったのです。

 

なぜ悩んだか。

大きな園の方が多人数の方がいろんなタイプの子がいて、却って息子が居場所を探しやすいんじゃないかなと思ったのです。

あの子とはだめでもこの子なら気があう、と友達関係や遊びの幅が広がるんじゃないかと。

 

最終的には大きな園を選ぶのですがこの選択は間違っていませんでした。