乳幼児の頃②歩くのもしゃべるのもお断りです。
1歳近くになっても歩かない喋らない!指差し?しませんよ!
1歳を過ぎるとそろそろもう歩いてもいいんじゃないかなーという頃なのですが、
ひたすらはいはいしかせず、立ち上がっても歩き出しませんでした。同じくらいの月齢の子はガンガン歩いている子が多くて、それをはいはいで気が向いたら追っていくという感じ。あまり他の子には関心がないようでした。
そして意味のある言葉は出てこなくて、あーとかいつも言っていたような。
まんまって言った?言った?レベルでこれもまた心配でした。
これなーに?これが欲しい!と指差しをする子も増えてくる時期ですが、指差しはほとんどしませんでした。一度だけ靴についている熊の絵を「あーっ」といって指差したことがあり、まあ一回やったからいいか、と思いました。
たまたま他の子を見るともっと指差しまくっていて、あ、これが本当の指差しっていうやつね、と驚いてしまいました。
欲しいもの、して欲しいこと、その時は私の腕を引っ張ったり、指を持ったり。
これはクレーン現象じゃないかと。
これも自閉症の子に多い現象で、人の手をクレーンのように使って自分のやりたいことを伝える行為です。
ああ、やっぱり来たなあと思いました。
市の体重測定や相談に度々出かける
家だと正確な体重や身長が測れないのもあって、市の無料の検診にちょくちょく行っていました。そこはちょっとゆるい感じで、赤ちゃんが遊ぶ場所もあり、保健婦さんと気軽に話せるところなので結構頼りにしていました。
ある日、体重測定に行ってみると、そこの保健婦さんになんと高校時代の同級生が。嬉しかったです。本当に頼りになりました。
彼女に実はちょっと心配なんだ、おもちゃを並べたり、電車に夢中になりすぎたり、どこか違和感があるんだよねーと相談しました。
答えはもちろん大丈夫大丈夫、でした。
その時の心配事は、むしろあまり食べなくて痩せ気味ということだったので
その答えで安心していました。あとはもう少し食べてくれるといいなあ、と。
ちなみにその同級生はその後保健婦の仕事を辞め、その後突然他界してしまいました。
もう一度会って、あの時は励ましてくれてありがとうって伝えたかったです。
本当に残念です。
1歳半検診では無言を貫き通す。積み木なんて一切拒否。
自治体の1歳半検診では、指差しができるかとか積み木を積めるか、おしゃべりするか、のようなチェックもありました。
ただひたすらニコニコして、問いかけには一切答えず無言を貫き通しました。
積み木には手を触れずに終わりました。積み木、家ではちょっとはやっていましたよ!
本当に!
でも検診では全くやりませんでした。
全く喋らなかったので、様子を後で知るためにも連絡しますね、と言われました。
なんだか重たい気持ちで家に帰ったことを覚えています。